
建物の塗装というと「ペンキを塗るだけ」 とお思いの方も多いようです。
たしかに住まいの塗装には、建物の見栄えをよくする、好みの雰囲気づくりをするなどの視覚的な効果もあります。
しかし、塗装が建物自体に与える効果も、実はとても重要です。それは、建物を保護・補強することにより、耐久年数を保ったり防災力を高めるということです。
また、建物の強度を保つことで生活コストも下げられます。さらに使用する塗料によっては、防カビ・防菌・結露防止などの特別な効果ももたらします。


建物の塗装は、いわば住まいのお化粧です。
女性のお化粧も、より健康的に美しく仕上げるためには、お肌のチェック、お肌の手入れ、目的にあった化粧品の選び方など色々な段階で注意を払う必要があるでしょう。
塗装についても同じです。建物の塗り替えとなると多くの工程があります。

まずは
1.建物の劣化チェック
2.使用されている塗料の判定
3.補修
4.塗装材料の選定
5.色の決定
6.施工
さらに「それぞれの段階での検査」や「アフターケア」も重要な役割を担っています。作業の安全性を確保する工程も見逃すことはできません。

このように様々な工程があるわけですが、前記のような建物自体に与える塗装の効果を考えると、塗替工事の流れの中で、塗装の前の建物自体のチェック、補修作業がいかに重要かおわかりいただけると思います。
そして、これらの部分は塗装が完了してしまうと、少なくとも しばらくの間は目に見えなくなってしまうので要注意です。



屋根(コロニアル)
<1液水性シリコン系>
新築して5年過ぎたら塗替え目安
屋根用塗料 屋根は一番風雨にさらされています。目測で表面が色あせていたら、塗膜の劣化が始まっています
ハフ板(木製)/軒天
<ポリウレタン樹脂塗料>
新築して3年過ぎたら塗替え目安
防水性が減少し、このままにして置くと、腐食します。定期的に保護塗装をお奨めします。
外壁/鋼板サイディング
<ポリウレタン樹脂塗料>
外壁/モルタル壁
<多機能型単層弾性仕上塗料 >
新築して8年過ぎたら塗替え目安
手のひらで触れた時、白く粉状の物が付いて来たら、塗膜の劣化が始まっています。
このままですと、塗膜剥離の原因になり、防水性が無くなり、下地を傷め、漏水により、木部の腐食につながります。
下地にあった工法・仕上げをお奨めします。

あてはまる項目の合計点数が80点以上の場合には、塗り替えや補修の必要があります。
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